吉川幸次郎先生は、論語が広く読まれるようになった
要因のを以下のようにおっしゃっています。
この書物がこんなに広く長く読まれてきたということの
ほんとうの原因、それは人間としてもっとも重要なこと
それは、人と人のの間にある愛情、その愛情を増大して
お互いが生きていくこと、それこそ人間の義務であるとする。
そうした愛情の義務を論語では「仁」ということばで
申しております。
そうした愛情の義務こそ人間の使命である、そういう主張、
それが深く人に訴える。
また、そうした愛情の義務をもって人間が生きていかなければ
ならないということは、強い理想主義であります。
そうした理想主義の書物としておそらく極東においてもっとも
すぐれた書物であるということが、この書物が多くの読者を
もちつづけてきた一番の根本の原因であるでしょう。
さらに吉川先生は、論語は「神秘的なことをは説いていない。
愛情の重要さを日常のことがらに結び付けている」ことも
論語が広く読まれるようになった要因にあげています。
簡単な文字で、日常のことがらで、わかりやすく「愛情」を説く、
それが論語なんですね。
-------------------------------------------------------------------
美味しい大人のデトックス「コトハスティー」
【フェイスブック】コトハスティーファンページ
コトハス株式会社 【三方みな楽し】
東京都江戸川区瑞江4-1-4
-------------------------------------------------------------------