「孝」について安岡正篤先生の「論語の活学」でなるほど!と
思える解説がありましたのでご紹介します。
「孝」という文字は、「老」即ち先輩・長者に「子」を組み合わせたものであります。
中略
「連続・統一」をあらわす文字がこの「孝」です。
老、即ち先輩・長者と子、即ち後進の若い者とが断絶することなく
連続してひとつに結ぶのである。
そこから「孝」という文字が出来上がった。
そうして先輩・長者の代表な者が親だから、親子の連続・統一を表すことに
主として用いられるようになった。
人間が親子・老少、先輩・後輩の連続・統一を失って疎隔・断絶するとどうなるか。
個人、民族の繁栄はもちろんのこと、国家・民族の進歩・発展もなくなってしまう。
中略
「教育とは何ぞや」といえば、つまるところは先輩・後輩と長者・小者の連続・連結の
役目をなすものでなければならない。
「孝」といえば親孝行しか思い浮かびませんでしたが、
親子だけでなく、先輩後輩、先生と生徒もそうですね。
教育の建て直しは、先生と生徒の関係の建て直しからなのでしょうか。
そう、先生と親との関係ももう一度見直す必要がありますね。
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