アサヒスーパードライの新製品ドライプレミアムのＣＭに
目が釘付けになりました。
福山雅治と競演？している絢爛豪華な絵。
調べてみたところ安土桃山から江戸初期に活躍した画人
長谷川等伯の「松に秋草図屏風（まつにあきくさずびょうぶ） 」と
わかりました。
ゴールドをふんだんに使った素敵な絵ですね。
このあとでてくる琳派の祖師といわれている俵屋宗達などにも
影響を与えているのでしょうか？
どちらにしてもカッコイイＣＭです。
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山種美術館で開催している展覧会「琳派から日本画へ」に
いってきました。
今回一番観たかった絵は、酒井抱一の「「秋草鶉図（あきくさうずらず）」です。
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山種美術館の作品解説
二曲半双の屏風に穂の出た薄の原と銀の半月、5羽の鶉が群れ、そこに女郎花、露草、
そして紅葉した楓葉を散らし、深まり行く秋の武蔵野を見立てている。大変緻密な描写で、
光琳の華やかな画趣を思い起こさせる。画面左下隅に書かれた落款「抱一画於鶯邨書屋」
により、浅草千束村から鶯谷の新居に移り住んだ時期、49歳以後の作で、最も充実した
制作期のものとわかる。
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なんといってもこの絵の特徴は「黒い月」です。
金の下地に黒い月！カッコイイ！！
私は、銀で描いた月が酸化して黒くなったと思っていたのですが
パンフレットを読むと抱一ははじめから黒に近い月を描いていたようです。
美しい月の光を金下地に黒で表現するとはさすがです。
山種美術館の解説では「銀の半月」と書いてありますが、月の形状から
みると「十三夜月（じゅうさんやづき）」ですね。
十三夜月は、古くから満月の次に美しいとされている月で、これから満月へ
満ちてくるところからとても縁起がよい月とされているんです。
ぜひ山種美術館で実物の秋草鶉図をみてください。
山種美術館で3/31まで開催
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現在、日比谷にある出光美術館で開催の
「琳派芸術Ⅱ」に行ってきました。
琳派とは、江戸初期の本阿弥光悦という芸術家が創始者といわれ
尾形光琳、酒井抱一らに受け継がれている絵画（造形も）の流派です。
とにかく琳派の作品は、現代の私たちからみても
デザイン性に優れていてとにかくカッコいいのです。
今回の美術展のお目当ては、酒井抱一の「紅白梅図屏風」です。
琳派というと、金の屏風に風神雷神や草花が描かれていることが
おおいのですが、この「紅白梅図屏風」は、銀の屏風に紅白の梅の木が
描かれています。
渋くてかっこいい！
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「ニッポン画」という言葉をはじめて聞いたのが
ニッポン画家の山本太郎さんのＨＰでした。
そこには次のような説明がありました。
「ニッポン画」とは
一、現在の日本の状況を端的に表現する絵画ナリ
一、ニッポン独自の笑いである「諧謔」をもった絵画ナリ
一、ニッポンに昔から伝わる絵画技法によって描く絵画ナリ
とってもユニークな画家さんです。
でも作品はクール！「混沌」とした現代を琳派風にあらわしています。
海外でも高い評価を得ているようです。
こんど実際の作品を見に行こうっと。
山本太郎作・松樹清涼飲料水紋図
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先日観た尾形光琳の屏風で琳派に興味を持ちネットで
琳派を検索していたら過去に特集を組んでいた雑誌があったので
購入しました。
美術手帖2008年10月号（美術系の月刊誌のようです）
そもそも琳派とは何かというと・・・
あの風神雷神図屏風で有名な俵屋宗達などが創始で
尾形光琳が発展させて、酒井抱一（さかいほういつ）らが
江戸に定着させた日本画の表現手法だそうです。
とにかく琳派はスパッとしていてかっこいい！
（表現方法が稚拙でスイマセン）
これから少しずつ琳派の絵や制作物を観ていこうと思います。
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