デトックスコラム

プラス思考

腸と脳、その意外な関係

脳の原型が腸だってこと、みなさんご存じでしたか?

人間はもともと、腔腸動物から進化してきました。腔腸動物には脳がなく、腸から指令を出して動いています。その名残から、人間の腸には神経叢(神経細胞の小集団のこと)がたくさん集中しており、このことから腸は「第二の脳」と呼ばれています。だから、強いストレスを受けると、心がダメージを受けるのと同時に、お腹の具合も悪くなるのですね。

みなさんも、強いストレスを受けた時に、下痢をしたり、逆に便秘を起こしたりした経験はありませんか?

 

ストレスの多い現代社会では、体の機能に異常はなくても、下痢をしたり、便秘をしてしまう便通異常の方が増えています。ストレスが溜まるとガスが出てしまう「過敏性腸症候群」や、大腸に異常がないのに、機能低下を起こして便の回数や量が減少する「機能性便秘」などは、最近急増している症状です。

日本語には「腸(はらわた)が煮えくり返る」、「腹を探る」など、「腹」のつく表現がたくさんありますね。それも、脳と腸、こころとからだが繋がっているという表れです。

脳と腸の関係

下痢や便秘は多くの場合、強いストレスが加わることにより、自律神経がバランスを崩し、腸管の運動が乱れることが原因で起こります。このことから、逆に、強いストレスを予防するには、腸内から解決していく、ということも言えると思います。腸内細菌のバランスが良ければ、免疫力があがってストレス耐性がつよくなる、という見方もできるからです。ストレスと腸管運動は連携しており、心身の健康に循環をもたらしています。腸内環境を整えることは、ストレスに強くなるのと同じくらい、心にとって大事なことなのです。

 

腸内細菌を豊かにするには、食物繊維を多くとることが大切。食物繊維は、野菜や豆類など、植物性の食品に多く含まれています。

プラス思考

また、こころのアプローチも大事です。効果的な方法として、「プラス思考」が挙げられます。マイナス思考を止めて、自分が心から楽しいと思うことを考えましょう。そうすると免疫力が上がり、心身の健康を維持、向上させることにつながります。

 

こころとからだ、脳と腸は密接につながっています。ストレスと腸内環境、脳と腸のどちらの健康も意識してみると、今までよりも、より健やかな生活を手に入れることができるでしょう。

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