姿勢が悪くて身体のバランスが崩れると、骨盤が歪んで様々な支障が出ます。むくみやすくなったり、冷えや腰痛、肩こりなど、一度なってしまうと慢性化してしまうような厄介な症状に見舞われることが多いのです。
また、骨盤の歪みによって便秘がひどくなることもあります。便秘がひどくなると下っ腹がぽっこりと出てしまいますし、放っておくと下半身太りも繋がります。
骨盤の歪みに効くストレッチで体のバランスを整えて、便秘を改善しすっきりとした下半身を目指しましょう!
骨盤が歪んでいないか確認しよう
まずは骨盤が歪んでいないかチェックしてみましょう。
目をつぶったまま片足で立ち、10秒以上ぐらぐらしないで立っていられますか? もし立っていられなかったら、骨盤が歪んでいるかもしれません。
骨盤が歪んでいることが疑われた次のテストをしてみてください。
床に十字にテープを貼って、目をつぶったままその場で足踏みをします。30回ほど足踏みをしたら目をあけましょう。そのとき十字からずれている方向が、骨盤がずれている方向です。
いつでもどこでもできる「骨盤ストレッチ」
骨盤の歪みをリセットするのに一番効果的で簡単なストレッチが「骨盤回し」です。
足を肩幅に開き、腰に手を当ててなるべく上半身が動かないように腰を回します。骨盤を意識しながらゆっくりと大きく、円を描くように回すのがコツです。左右で30回ずつをワンセットとし、一日2~3セットを目安にやりましょう。
■「お尻歩き」でインナーマッスルごと鍛える
骨盤ストレッチは、一人でも簡単にできるストレッチが多いです。その一つが「お尻歩き」です。足を前に伸ばして床に座り、腰に手を当てて背筋を伸ばしたままお尻で歩きます。スペースがあるだけ前に進み、また後ろにも歩いていきます。骨盤矯正だけでなく、インナーマッスルを鍛えられるストレッチです。
■寝る前の簡単「骨盤ストレッチ」
寝る前のちょっとした時間にも骨盤ストレッチはできます。仰向けに寝ころんだら、両手を体の横に置きます。両ひざをくっつけたまま立て、腰が床から離れないように意識しながら左右に倒していきます。一回倒すごとに10秒キープし、左右10回ずつ行います。息を止めないようにするのがポイントです。
■テレビを見ながらでもできる「前屈ストレッチ」
足の裏を合わせてあぐらをかくように座り、手でお尻をつかみます。そのまま息をゆっくりはきながら体を前に倒していきます。簡単に前屈ができると思いますが、痛くならない程度で止めておきましょう。
どれも日常のちょっとした時間に出来る簡単ストレッチです。
骨盤の矯正と便秘解消でスッキリとした下半身を手に入れて下さいね。