「葉隠」は、江戸中期に佐賀鍋島藩士だった山本常朝(じょうちょう)が
武士としての心得について語ったことをまとめた書物です。
葉隠で一番有名な「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」という言葉が
太平洋戦争の特攻、玉砕にいいように解釈されたことから一時期禁書扱いに
なったことがあるそうです。
その葉隠を座右の書としていた三島が書いたのが「葉隠入門」です。
堅い武士道哲学が書かれているのかなと思っていたらそうでもなさそうです。
例えば、「あくびが出そうになったときの対処法」というのがありました。
不図欠伸出で候時は、額を撫で上げ候へば止み申し候。
さなくは舌にて唇をねぶり口を開かず、又襟の内袖をかけ、手をあてなどして
知れぬ様に仕えるべき事に候。くさめも同様にて候。
阿呆気に見え候。この外にも心を付け嗜むべき事なり。
人中であくびをするのは、慎みを欠く行為です。
思いもかけず欠伸をしてしまった時は額を撫で上げたり
唇をなめたりして、欠伸を止めるべきです。
それでも駄目なら袖でかくして他人から見えないようにする
くしゃみもあくびとどうようです。
それに気をつけないと、何とだらしがない真剣にしていないと
馬鹿に見えてしまう気の緩みだと判断される。
このほかにも慎むことは多い。
葉隠、なかなか面白そうです。
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