いまの日本で代表的な日本人とは、どんな人のことを
いうのだろうか。
この本を読んでそんなことをおもいました。
1900年ごろ日本を紹介する英文の本が三冊発表されています。
岡倉天心の「茶の本」、新渡戸稲造の「武士道」そしてこの内村鑑三の
「代表的日本人」です。
この本のなかで代表的日本として日蓮、中江藤樹、二宮尊徳、上杉鷹山、
西郷隆盛の五人を紹介しています。
とてもいい話ばかりです。
なかでも二宮尊徳が印象にのこりました。
二宮尊徳(二宮金次郎)は、むかしよく学校の校庭に銅像が
立っていましたが、最近はあまり見かけなくなりましたね。
尊徳が薪を背負いながら読んでいるのは以前ご紹介した
「大学」です。
尊徳は、論語、大学などで孔子先生の教えを学んで
いたんですね。
その教えを疲弊した村復活の復活事業に取り入れ、
そして様々な苦難を乗り越え10年かけてその村を
豊かな村へと変えて行きます。
そのほかの人のエピソードも読み応えありです。
ほんとうに日本人で良かったと誇りを覚えるそんな本です。
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