分かりやすい「孟子」本がないかなと思っていたら

守屋洋先生が「新訳 孟子」を出してくださいました。

 

孟子は、性善説を唱えていました。

性善説とは、人は元々仁・義・礼・智の徳をもって

生まれてくる。でも放っておくとそれらの徳も未開の

まま終わってしまいます。

 

そこで、その徳性を発揮させていくためには

絶えざる修養が必要であると孟子は言っています。

 

たとえば・・・

 

　実行しても成果があがらない場合は、自分の努力が

　まだまだ足りないと思え。

 

　恥を知ることは、人間にとって極めて大切なことである。

 

　賢者は、先ず自分を磨いてから、そのうえで人々を感化しようとする。

 

他人に優しく、自分に厳しくというのは、孟子から出たのかもしれませんね。

でも現代の日本に薄れてきた「日本人気質」は本当に大切なものなのだと

教えてくれる本です。

 

 

 

 

 

 

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