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 子曰わく、巧言令色、鮮なし仁


〔通釈〕  
孔子云う、「口達者でやたらに愛想のいい者は、いたって実はないものだ」と。


〔高野先生解説〕
巧言とは、言葉巧みの意ですから、心にもないのにおべっかを使っておだてる。
現代風に云えば、ゴマすってヨイショする、ということですね。

令色とは、これ又心にもないのに上辺だけ作り笑いをして愛想良くする、まあいい子
ぶりっ子のパフォーマンスと考えて良いでしょう。

巧言も令色も、ともに媚(こ)び諂(へつら)う、人に気に入られるように
ご機嫌を取る、パフォーマンスに過ぎません。

こういうのを昔から、「卑屈な態度」と云って、卑しい人間のすることとされて来ました。
なぜかと申しますと、こういう態度を取り続けていると、知らぬ間に「いじけた性格」
になってしまうんですね。ひねくれて臆病になってしまうんです。

まごころに正直に生きていませんと、ストレスがどんどん溜って、いつか必ず
ドカーン!と大爆発を起します。
子供の頃、親に気に入られたいが為に、ずーっといい子ぶりっ子を演じて来た
人(家庭内優等生)は、大人になってから、溜りに溜まったストレスが爆発して、
躁鬱病(そううつびょう)になる人が多いと聞きます。

これは、考えてみれば当たり前のことですね。
なぜって、嘘の自分・偽りの自分を長年演じていれば、精神的・肉体的緊張感が
ずーっと続いている訳ですから、いつか必ずプツンと切れる時が来ますからね。

こうなると、自分で自分をコントロールすることができなくなって、自分が何を
やっているのか分からなくなってしまいます。
ものごとの善悪・正邪・良否の区別がつかなくなってしまうのです。

親の言いなり放題で生きることは、確かに楽かも知れませんし、親は親で聞き分けの
いい子だ!と勘違いするかも知れませんが、その結果大人になってからどうなるかと
云えば、自主性・主体性のない全く腑抜けの人間になるか?躁鬱病で苦しむか?
いずれかのようです。
自分自身を騙すような生き方・自己を偽るような生き方は、身も心も痛め付けますか
ら、気が付いたらすぐに止めることですね。


私も受講している高野先生の「論語に学ぶ会」はこちらです。

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プロフィール

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シャレコスキンケアの
笑顔の責任者 大野幸一です。

 

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