子曰わく、学びて時に之を習う、亦説ばしからずや。
朋遠方より来る有り、亦楽しからずや。
人知らずして慍みず、亦君子ならずや。
〔通釈〕
孔子云う、「学んだことを繰り返し実践していると、自然にいい習慣が身について来る。
これは何とも嬉しいことではないか。志を同じくする友がはるばる遠方からたず
ねて来て、忽ち意気投合して語り合う。これは何とも楽しいことではないか。
世間に認められようが 認められまいが、そんなことは気にせず一層研鑽に励む。
これは何とも立派なことでは あるまいか」。
〔高野先生の解説〕
習慣は第二の天性と云われます。
習慣には「思いの習慣/意(い)」・「言葉の習慣/口(く)」・「行いの習慣/身(しん)」の3種類が
ありますが、習慣のこわい所は、良きにつけ悪きにつけ知らず知らずいつの間にか本人の身に
ついてしまうこと、本人の一部になってしまう所でしょう。
ですから、昔の人は自己 の「身(しん)・口(く)・意(い)」の調教に心を砕いた訳です。19世紀
スイスの哲学者アンリ・フレデリク・アミエルの箴言に次のようなものがあります。
「心が変われば態度(捉え方)が変わる。態度が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格
が変わる。人格が変われば人生(運命)が変わる」と。
これを前後を逆にして云うならば、「人生(運命)を変えたければ、人格を変えなさい。
人格を変えたければ習慣を変えなさい。習慣を変えたければ、態度を変えなさい。
態度を変えたければ心(思いの癖)を変えなさい!」となりましょうか。
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