小学校の校庭でよく見かけた二宮金次郎(尊徳)の銅像。
たきぎを背負って何かの本を読んでいるのですが
その本こそ「大学」なのです。
大学は、論語、中庸、孟子とならんで四書とされて
儒教の経典として読まれていました。
この大学は、四書の中でも入門書的な位置づけな書であり
短く、比較的簡易なので読みやすいと思います。
この大学の中心になる「八条目」部分はとても重要なので
現代文で紹介します。
昔、明徳を天下に明らかにして平安をきたそうと思う王者は、
必ず自分の国をよく治めた。
自分の国をよく治めようとして、先ず自分の家をよく調和させた。
自分の家を調和させようとして、先ず自分の身の修養に努めた。
そして身を修めるに当たっては、先ず自分の心を正しくした。
自分の心を正そうとして自分の意識や感情を正常にしようとした。
その意識や感情を正常にしようとして、先ず生まれながら与え
られている知恵を極めようとした。
そして知恵を極めるというのは、すなわち自己を正して本来に
かえることである。
大学を読むなら声を出して読む「素読」がいいです。
こちらの本は、伊与田覚先生の読本仮名大学「大学を素読する」です。
先生ご自身の自書による大学はカナがふってあり初心者でも
とても読みやすいです。
しかも伊与田先生ご自身の肉声素読CD付き!
超オススメです。
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