日本人は、世界に誇る道徳観念をもった民族です。
近頃はそれも薄れてきてしまいましたが・・・
明治32年アメリカで出版された新渡戸稲造の「Bushido the Soul of japan」は
日本人の道徳観がどこからきたのかを的確に書かれた本です。
この本で新渡戸は武士道の源泉を神道、禅、儒教のなかに見出し解説しています。
論語で最高の徳目とされる「仁」は、「おもいやり、愛」などと訳されることが
多いですが、武士道では次のように書かれていました。
仁は、優しく、母のような徳である。
真っ直ぐな義と厳格な正義がとくに男性的であるとすれば、
仁が施す慈悲は女性的な優しさと説得力を持つ。
私たちは、義を正義をまったく考慮することなく無分別な慈悲に
おぼれることのないように注意されてきた。
伊達政宗の「義が過ぎると硬直的となり、仁が過ぎると弱さにおぼれる」
という言葉は人々によく引用されてきた。
仁が女性的かどうかは別として、伊達政宗の言葉は
こころに響きます。
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