「論語は封建的な本なので現代では廃れてしまった」という意見を
耳にしたことがある。戦後の教育から論語が遠ざけられてきたのも
そのせいだと・・・
まだ論語を勉強しはじめてわずかな私はこの書物のどこが封建的なのか
理解できなかったのですがある本を読んでそれは誤解であることが
分かりました。
その本は、吉川幸次郎著 「論語の話」(ちくま学芸文庫¥950)です。
論語は封建的だといわれる所以に「三尺下がって師の影を踏まず」とか
「男女七歳にして席を同じくせず」などがあげられていますが、
この本を読みますとそのような言葉は論語には見当たらないそうです。
実は、「三尺下がって・・・」は日本のお坊様の教えなんだそうです。
この本でのどに刺さっていた骨が取れたような気持ちです。
また、論語を研究していた伊藤仁斎、荻生徂徠などがどのように
論語を読んでいたのかなど分かりやすくこの本には書かれています。
とっても面白かった。
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