ぼくはいつも本を10冊ほど並行して読んでいます。
つまらない本は途中でやめて新しい本を追加して
いくというだらしない読み方です。
さて、きのうから安岡正篤の「人物を修める」という本を
10冊目に追加しました。
安岡先生の本だからさぞかし難しいんだろうなと
思いながら読んでいたらいやいやとても面白い本です。
日本語の「参る(まいる)」という語がとても発達した語と
解説しています。
男女関係で「愛する」という場合、英語ではI love youというのに
対して日本語では「俺は彼女に参った」と表現します。
(イマドキそんな表現誰もしないよと突っ込みをいれたくなりますが・・・)
参ったというのは単に好きだとか、愛するだとかいうのとは意味が
違うようです。
「相手を敬の対象として、己の理想像として礼賛」している語なのだ
そうです。
勝負をして負けたときにいう「参った」も同じだそうです。
人は敬することを知ると自ら恥ずることを知り慎む、戒める、恐れる、
修める、などの心理が発達する。
これが道徳の本義だそうです。
うーん、「参る」にそんなに深い意味があったのか!
参った!
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